阿部慎之助の終焉まで看取るブログ 2011年12月

2012巨人のローテ その2

東野峻
3.47 *8勝11敗 161.0回 115三振 FIP3.32 WHIP1.22

なんとFIPは内海と殆ど変わらない。去年もリーグでも良い方だったのに、何故か印象が悪い。
決め球が無く、態度も悪い。5回でバテるなど、とてもローテの上位を投げていたとは思えない投手。
ただ、内海 澤村 杉内の3本柱が働いてくれれば東野を下位ローテに回すことが出来る。
2年連続で160回はクリアしているので、まぁ見ていてそんなに苦痛になることは無いと思う。
防御率3点台、160回を3年連続でクリアしたら先発としては上出来。

ディッキー・ゴンザレス
1.80 *3勝*3敗 *75.0回 *63三振 FIP2.72 WHIP0.97

ゴロピッチャーでコントロールが良い。まさに東京ドームで投げるために生まれてきたような投手。
今年は体重を落とした(戻した)ことで、離脱こそあったものの09年のような安心して見れるピッチャーになって帰ってきた。
年齢もまだ若く、ホールトンと比べたらゴンザレスの方が期待できる要素が多い。
3人の調子によっては表ローテに割り込むんじゃないかな。
防御率2点台と160回を期待。

D.J.ホールトン
2.19 19勝*6敗 172.1回 121三振 FIP3.07 WHIP0.97

典型的なフライピッチャー。
BABIPやフライアウト率を見ると、フライがヒットになった年は調子が悪くアウトになった年は調子が良い。
東京ドームをホームにして同じ数字が残せるとは思えない。
杉内のように三振が取れるわけでもないため、間違いなく年俸に見合う活躍は出来ない。
規定に到達して二桁勝てたら土下座しても良いレベル。間違いなく途中で離脱ルート。
パウエル2世と言う呼び名はJPに失礼。

ローテはここまで。
正直バテバテだった西村は誰かが離脱するまではロングリリーフになると思う。
個人的には上原の弟子だし、ローテ入りを見たいところだけど。

2012巨人のローテ その1

内海、澤村の2本柱に杉内が加わり、下位ローテにも最多勝ホールトン、ゴンザレス、西村、東野と歴代でも屈指の豪華ローテ。
このローテに付いて色々考察してみます。

内海哲也
1.70 18勝*5敗 185.2回 144三振 FIP3.32 WHIP1.08
巨人のエース。今年は最多勝のタイトルを獲り、防御率1点台も記録。本人にとっては最高のシーズンになった。
毎年東京ドームの方が成績が良いという珍しい投手。ドームを苦にしないのは流石ゴロピッチャーと言ったところか。
ここ4年の成績を見ると、FIPが09年を除き3点台と殆ど変わっていない。
去年異常に悪かったLOB%が20近く上がっていることから、今年は明らかに出来すぎだった感がある。
K/BBの数値を見ても成長している感じは見当たらない。
来年は07~09年当たりの成績に落ち着くんじゃないかな。
180イニングを越えて防御率2点台なら上出来だと見ています。

澤村拓一
2.02 11勝11敗 200.0回 174三振 FIP3.02 WHIP0.96
まさかの読売単独指名を勝ち取ったスーパールーキー。江夏以来の200イニング越えを記録するなど、期待以上の活躍を見せてくれました。
今年の菅野を見ると、単独指名出来たのは大石や斎藤が居たこと以上に前評判が低かったのかな と。
6月まではFIP4点台、K/BBは2を切りWHIPも1.3後半を記録するなど、防御率は良かったものの、セイバー指数には明らかな欠陥が現れていました。
7月、8月は案の定誤魔化しが効かなくなり、疲れも重なって打ち込まれることが多くなりましたが、9月に覚醒。
最終的にはFIP3.02、K/BB3.87、WHIP0.97と文句なしの成績。
ダルビッシュと自主トレをして栄養学を取り入れたり、向上心を見せるなど珍しく2年目に期待できるルーキー。
来期も200イニング越え、そしてダルビッシュに迫る防御率1点台を期待したい。

杉内俊哉
1.94 *8勝*7敗 171.1回 177三振 FIP2.64 WHIP1.00
去年の今頃、いや今年のオフシーズンまで、杉内の巨人入りなんて考えもしなかった。
ここ数年で四球率が悪化するなど少しづつ衰えを見せているものの、当たり前のようにイニング数を越える三振を奪うのは流石。
フライが少なく、三振を奪えるなど球場を苦にしないピッチングスタイルに見えるが、福岡ドーム以外の成績が悪い。
東京ドームに来たら成績は落ちるだろうけど、180イニングと200奪三振、防御率2点台は達成して欲しいところ。

下位ローテとホールトンは次回。

2011シーズン総括(巨人・捕手)

もちろん阿部慎之助について。他の選手は多分やりません。

Ave.292 HR20 OBP.363 SLG.500 OPS.863
記録
最高長打率(規定まで9打席凡退してもバレンティンと.020差で1位)
ベストナイン(5年連続6度目)
1709機会連続無失策(捕手新記録)
盗塁阻止率2位(4年連続2位以上)
250号本塁打(捕手としては野村、田淵、木俣に次ぐ4人目)

年俸は4億で現状維持。

個人的な採点では80点。
統一球に苦しみながらも得るものは大きかった。
ただ、残り9打席のうち1打席でもバントを成功させていたら、捕手として初、2度目のOPS1位だっただけに悔いの残るシーズンでした。

今年は怪我で出遅れてしまい、復帰試合は明らかに体が小さくなっていました。
城島のように不完全で出てきたのかと心配をしていましたが、2試合目で2ホーマーで250号を達成。
その勢いのまま・・・とは行かず、6月は不調に陥り、一時期OPSが6割台まで落ちてしまい、何度かスタメンも外れました。
が、7月に5ホーマーを放ち復調の気配が見えると、8月は巧打スタイルに変えてチームを率い、4番に入った9月10月はOPS1.000を越えるなど好調を維持しつつ、巨人のCS進出に貢献しました。

80点の主な内容としては、8月のスタイル変更からの4番にかけて。
不調を脱するためにバットを短く持って単打を狙ったり、不調を脱した後も2ストライクからは短く持つなど、明らかな意識の変化を感じました。
09は下位打線、10は6番が明らかに力の劣る打者を後に置いてのシーズンでしたが、今シーズンの後半からはラミレスを後に置いた4番に入りました。
9,10月の復調したラミレスを後に置いて、それまでと変わらないように四球を選ぶ姿からは、中軸に必要な「我慢」を感じられました。

来期は33歳、一人の野球選手としてピークを迎えるシーズン。
恐らく打撃タイトルを狙えるのは2012年が最後になる。
本塁打王や打点王には何の価値も無いと思う。ただ、一捕手として記録を残して欲しい。
ラミレスや小笠原、和田の衰えを見ると怪我さえなければ畠山と阿部の一騎打ちになると思う。
終盤の失速から見るに、畠山はまだ1シーズン戦う体力を持っていない。
来期獲れなかったら身体的にも、もうチャンスは無い。

意識の変化から我慢、そして結果に繋がったシーズン、来期は更なる進化に期待したい。
プロフィール

ハイツ北村

Author:ハイツ北村
上原浩治と会いたい。
阿部慎之助と話をしたい。
道重さゆみと結婚したい。

どれも現実にしてみせます。

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