阿部慎之助の終焉まで看取るブログ 2015年10月

オフも深まる

日本シリーズが終わりました。ヤクルトの試合を見ていると、決してヤクルトがミスをした訳では無い様に見えました。
余りにも戦力差が大きく、巨人が行っていたら4タテされていただろうなと思います。

日本シリーズ前と間で巨人は大きく動きました。
突然高橋由伸が引退し、監督に。コーチ陣も打撃、投手共に殆どのコーチが入れ替わりました。
既に秋季キャンプも始まり、来シーズンに向けて動き出しています。

高橋新監督は中心となって欲しいメンバーの中に阿部の名前を入れました。
阿部、坂本、長野、内海、菅野…。生え抜き選手が中心となり頑張って欲しい、これは監督の言葉であり、ファンの言葉でもあると思います。

村田が選手会長を長野に譲り、井端、金城は引退してコーチに、本格的にチームの若返りが始まっています。

書いている途中でヤクルトの畠山がFA宣言を示唆しているという記事も出てきました。
こういう宣言をする場合、殆どの場合他球団から声を掛けられています。
巨人に来る事になればかなり逆風ですが…。

個人的には今年は不完全燃焼でした。
何よりたった7試合で捕手に戻され、それが原因でプロに入って初めて2度も怪我を負ってしまいました。
怪我から復帰後は明らかに調子が悪く、それでも使われ続けていました。
もう1度、今度こそ開幕から一塁で勝負させて欲しい。
それで、成績が残せなければ納得出来ます。
今年は勝負すら出来なかった。

新監督から名指しで中心になるよう指名されました。
来シーズンは納得出来るような成績を出して欲しい。
もう1度、勝負させて欲しい。

オフの最初の記事が厳しい話題になってしまいましたが動きが出るたびに、又更新をしていきたいと思います。

2015年10月17日 阿部慎之助

1打席目 右安 4球(ファール ボール ボール 右安打)
2打席目 一邪 4球(見逃し ボール ファール 一塁フライ)
3打席目 中安 7球(見逃し ボール ボール ファール ボール ファール 中安打) 2打点
4打席目 二併 6球(見逃し ボール ボール ファール ボール 投手併殺)


阿部の1打席目、初球、内角球に手を出しファールにしてしまうが、1-2までカウントを戻し、外角低めの直球を思い切り引っ張った。
鋭いゴロが一二塁間を抜けて行きチーム初ヒット。
阿部の勢いは衰えなかった。

2打席目は、CS4戦目にして、初めてチャンスの打席が回ってきた。1アウト満塁。最高の場面だった。
しかし、見逃し、そして内角球で大きなファールを打たされてしまい追い込まれてしまう。
まるで前日のリプレイの様な理想的な追い込まれ方だった。
続く勝負の4球目、インハイに最高の球を投げ込まれ、インフィールドフライになってしまった。
3点ビハインド、初めて回ってきたチャンス。余りにもプレッシャーが大き過ぎた。

3打席目、2,3塁のチャンスを井端、坂本が進められずアウトカウントだけを重ね阿部に回ってきた。
1-2からの4球目、外角の球を引っ掛けて自打球を打ち、追い込まれてしまった。
しかし、とにかく粘った。フルカウントに戻し、2打席目にやられた球をファールで逃げた。
7球目、食らい付いたとしか言い様が無い。崩されながら外角のフォークを追いかけ、センター前へ抜いた。

img_20151017194434517_2001715380573981314.jpg

ベース上であれだけ笑顔を見せた阿部、初めて繋がった得点、これ程嬉しい事は無かったはずだ。
前の打席のリベンジが出来、1点差に追い付くタイムリー。しかし、ここが今日のハイライトだった。

4打席目、狙いは悪くなかった。外角の球を逆らわずセンター返しに打ち返した。
しかし、投手の正面に転がってしまい、最悪の併殺打となってしまった。
1試合も巡ってこなかったチャンスがこの日だけで3度回ってきた。
決め切れなかったというには余りにも辛い。
チーム唯一のタイムリーを放ち、2安打と孤軍奮闘。
こんな形で終わってしまうには惜し過ぎる。まだまだ、阿部を見ていたかった。


試合終了後に原監督が辞任を申し入れた。
試合の最後、阿部と握手を交わしていた。ずっと、キャプテンとして支え続けてくれた阿部への感謝だろう。
満足気な原監督の顔と、とても悔しそうな阿部の顔がとても印象的だった。
後任が原監督以上の采配を揮えるとは思えないが、環境を変えない限り巨人は変わらない。
コメントを見ても、そういう意味での辞任だと思う。
枢軸と位置付けられた阿部、坂本、長野、村田の立場は大きく変わるだろう。

阿部はCSの打撃で何かを掴んだと思う。
今年は結局捕手に復帰してしまい、足の怪我、そして首を2度も打ってしまった。
今は、ただゆっくり休んで欲しい。
今シーズン以上に疲れるシーズンは今まで無かったと思う。
ただ、休んで欲しい。
そして、CSの打撃を来シーズンで実戦出来る様、再び立ち上がって欲しい。

1年間、楽しい時間を過ごさせてもらって本当に感謝しかない。
僕はもう二度と阿部以上の選手を見る事は無い。
そう確信出来るシーズンだった。

試合後、阿部は もう少しやっていたかった。この悔しさをどこにぶつけたらいいのか分からない。 そうコメントを残した。
僕も同じ様な気持ちだけど、阿部の方が遥かに重い。

もう今シーズンは終わった。
今切り替えるには余りにも疲労が大き過ぎる。
ゆっくり時間を取り、体を落ち着け、そこから来シーズンへ向けて歩んで欲しい。

今シーズン、本当に阿部を見る事が出来て良かった。
来シーズンも1度も見逃さない。素晴らしいプレーをありがとう。

2015年10月16日 阿部慎之助

1打席目 中安 4球(ボール,見逃し,ボール,中安打)
2打席目 中安 8球(見逃し,ボール,ファール.ボール,ファール,ボール,ファール,中安打)
3打席目 二邪 1球(二塁邪飛)
4打席目 四球 5球(ボール,ボール,見逃し,ボール,四球)


マイコラスで落としてしまい、2勝1敗とされてしまった。何とか取り返したい3戦目は菅野、館山の投げ合い。

阿部の1打席目は2アウト1塁。初球から3球目まで全て見。やはり打っている余裕が見える。
4球目の外に流れていく変化球をヘッドを返さずセンター返し。ゴロが二塁の横を抜けていくヒットとなった。
やはり好調。もう止まらない。しかし、阿部の作ったチャンスを後続の長野が生かせず二者残塁となった。

2打席目は4回の先頭。初球見逃し、3球目はインコースのボール球を打たされてファールになってしまい、バッテリーの理想的な展開で追い込まれてしまった。
しかし、そこから粘った。4球目、そして7球目はボール球に飛びつきファールで粘り、フルカウントの8球目。
しっかりミートし、片手でセンター前に落とすクリーンヒット。
振れば安打になる。簡単にファールも出来るし、見極めも出来る。バッテリーの思い通りに2ストライクを取られながらのヒット。
ゾーンに入っている選手は恐ろしいなと改めて感じさせられた。

3打席目は久しぶりにノーアウトでランナー一塁。
ここで阿部は初球から打ちに行った。
しかし、ここ数試合では信じられないようなセカンドファールフライ。
解説も話していたが、引っ張ろうとし過ぎていた。もう少し素直に打ちに行けば…悔やまれる1打席になってしまった。

4打席目は最終回、再びノーアウトランナー一塁。
この打席、甘い球は見逃した3球目だけだったと思う。打ちに行きかけたが行けず、少し不利になったかと思われたがそこから2球を選び後続に繋いだ。
好調でもしっかり選球が出来る。まだまだ調子は続きそうだと思わせてくれる打席だった。


阿部に関しては今日も文句無しだったと思う。
何より後続が打てない。
長野の2併殺、初回のチャンスでの凡退。どうして得点に繋がらないのか、阿部も歯痒い思いがあるに違いない。
だからこそ、何とかして塁を進めようと3打席目は焦ってしまったのではないか。
ここ2試合、全て同じ様な展開で負けている。何とか、阿部にランナーを回さなければいけないのに、ファイナルステージで阿部の得点圏打数は0。これでは話にならない。

書く事は沢山あるが、全て前回の内容と被ってしまう。
とにかく阿部にランナーを出して回す事、阿部の出塁を後続が生かす事。
それだけを守れば勝てる。

次の試合、負ければ巨人の2015年シーズンは終わる。
阿部は、ここに来て最高の状態にある。
まだまだ、最高の阿部を見ていたい。
阿部も、自分の力を試したいはずだ。

最後まで、力を出し切って勝負して欲しい。僕は、まだまだ阿部を見ていたい。

2015年10月15日 阿部慎之助

1打席目 左安 2球(ボール,左安打)
2打席目 右安 2球(見逃し,右安打)
3打席目 捕邪 4球(見逃し,ボール,ボール,捕邪飛)
4打席目 中安 4球(見逃し,ファール,ボール,中安打)


初戦を獲り、タイに戻しての2戦目。巨人は中4日でマイコラス、ヤクルトは小川の投げ合いになった。

阿部の1打席目は2回の先頭。内角の直球を見逃しボール。0-1からの2球目、再び内角の直球を放られたが詰まりながら弾き返した。
これがレフト線に落ち、ヒット。前日から調子を落とさず早速安打を放った。

2打席目は4回、再び先頭バッター。内角に入ってくる変化球を見逃してストライクを奪われてしまう。
今度は1-0からのスタートとなったが、再び2球目。内角球を弾き返した。
これがライト前へライナー性のヒット。3年間で4安打の小川から初めてマルチヒットを放った。

3打席目は7回、しかしこの打席も先頭。外角高め厳しいボールをストライク判定されてしまい、1-0。
ワンバウンドの球を見極め、続く高めの球も打ちに行き掛けたがしっかりバットを止めた。
しかし、続く内角低めの素晴らしいボールに差し込まれてしまいキャッチャーファールフライ。
3打席連続の出塁とはならなかった。

4打席目は9回1アウト1塁。外角一杯に最高のボールを決められ、ストライクが先行。
外角の直球に付いて行くが、ファールになってしまい2-0と追い込まれた。
続く内角のワンバウンドを見極め、4球目。
外角の直球を逆らわずに弾き返した。
これがセンター前に落ちるヒット。これで2試合連続の猛打賞。
2試合連続は2012年の7月以来となった。


阿部は2試合連続の猛打賞と気を張ったものの、チームは敗戦。
マイコラスは4失点でノックアウトされてしまった。

打撃ではいい所が目立ったが、守備で判断ミスが1つあった。
もちろん山田の走塁も凄く上手かったが、阿部もコメントしていた通りもう少し追うべきだった。
思い返して見るとシーズン中に阿部が絡む挟殺プレーが殆ど無かった。
1点を先制され、2点差には絶対にされたくない場面。アウトを取るために焦ってしまったのかもしれない。

しかし、今日に関しては阿部のプレーは一因にしか過ぎない。
1点も取れず、最初の犠飛が決勝点となってしまったのだから、やはり打線が全てだろう。

現状なら立岡に欲張らせず、阿部に繋ぐ役割を担ってもらえば得点になりやすいのではないか。
今シーズン最高の状態にある阿部に何としてもランナーを置いて回す事が出来れば1,2点差はあっという間にひっくり返ると思う。

1敗して改めて思うが、アドバンテージの1勝は大き過ぎる。
ヤクルトは今日も勝利パターンのオンドルセク、秋吉を登板させる事無く試合を終えてしまった。
勝敗以上に巨人にとって不利な状況で明日を迎える。

しかし、阿部の好調は何より朗報だろう。明日以降、何とか阿部にチャンスで回すような試合展開を作って欲しい。
阿部には、ミスを取り返す大きな活躍を期待したい。

2015年10月14日 阿部慎之助

1打席目 中安 5球(見逃し,ボール,ファール,ボール,中安打)
2打席目 右安 2球(ボール,右安打)
3打席目 二ゴ 6球(ボール,ボール,見逃し,空振り,ボール,二塁ゴロ)
4打席目 左安 6球(見逃し,ボール,ボール,ボール,見逃し,左安打)
5打席目 中安 4球(ボール,見逃し,空振り,中安打)


ファイナルステージ初戦、巨人は報道通り内海が先発、ヤクルトは石川が先発となった。

阿部の1打席目は1回2アウト1塁。2-2からの5球目、ボールゾーンに落ちて行く変化球だったが、泳ぎながらしっかりミートして弾き返した。
センター前に落とし、後続に繋いだものの、得点には繋がらなかった。

2打席目は4回の先頭。外角の際どいボールをしっかり見極め、2球目の内角高めを引っ張った。
今シーズンは内角球が中々捌けなかったが、鋭いスイングでライトの横に弾き返した。
ファーストステージからの流れを感じさせる1打席目、2打席目だった。

3打席目は5回、1アウトランナー無し。
外角低めのボール球が2球続いた3球目、この球を全く打つ気無く見送った。
今シーズンこういう見送り方を見たことが無かったから驚いた。カウント以上に打席での余裕が見えた。
続く真ん中低めの変化球を空振りしてしまうが、ワンバウンドのボールをしっかり見極めてフルカウント。
最後は強いゴロを打つがセカンド正面、しかし、打席の内容は前の2打席以上のものがあったと思う。

4打席目は7回1アウトランナー無し。外角の直球を見送り1ストライクからスタートしたが、続く3球全てを見逃して1-3のカウントを作った。
そこから外角低め一杯で見逃しストライクを奪われ再びフルカウントになったが、外角高めの球を逆らわずに流し打ち。
今日3本目の安打をレフトに運んだ。

img_20151014203623702_6231042577010256360.jpg

今シーズンは出塁率が高かったものの、安打数は少なく4月4日、捕手復帰2戦目以来の3安打猛打賞。
マルチが出ても中々3つ目が出ない苦しいシーズンだったが、ここに来て調子が上がってきたのは大きい。

打順巡りが良く、9回2アウト1塁で5打席目まで回ってきた。
外角2球で1-1のカウントを作られ、内角へ直球を投げ込まれ、空振り。
2-1となったが、外角の変化球を拾った。

img_20151014213251297_289968556975022574.jpg

まるで1打席目のリプレイの様にボール球を掬ってセンター前に落とした。
これで今日4安打。4安打は1500安打を打った2013年4月7日以来。
ここで代走を送られ、交代した。


今日は内海が良く踏ん張ってくれたと思う。正直前半からフライアウトが多く、不安しかなかった。
チャンスで代打を出さず続投させホームランを食らってしまったときは、やっぱりかと思ったが、その1点のみで踏ん張った。
正直内海と石川ではかなり厳しい試合になると思っていたので、大きなピッチングだったと思う。

そして、その後を投げた田原、宮國もマシソン山口澤村に繋ぐまで良いピッチングをしてくれた。
勝つにはヤクルト打線を抑え込むしかないので、ピッチャー陣の好調は良い材料。

そして打線では阿部が4安打、得点には繋がらなかったが良い形のヒットが多かった。
明日に間違いなく繋がる内容のある4安打だったと思う。
特に3打席目、1球捨てるということが今シーズンは出来ていなかった。打席に立ち、余裕を持てる場面が殆ど無かった。
その余裕がここに来て出てきた。間違いなく上り調子と言って良い。今後の戦いも阿部が打つか、どうかがポイントになるだろう。


今日は勝つ事が出来、何とかタイの1勝1敗にしたが、山口が球数を食い過ぎてしまった。
36球も投げた山口を連投させるのは難しいだろう。となると、中継ぎ1枚分巨人が不利になる。
ヤクルトは勝ちパターンの選手をロマン以外使っていない。ファーストステージも出ていない以上体調は万全。
僅差の試合になると苦しくなるだろう。

今日は中盤で4点目を追加し、突き放したが、明日も同じ様な点差の付いた試合になれば楽になると思う。
2連勝すればヤクルトもプレッシャーを感じる。何とか、連勝を目指して欲しい。

4安打、良い形でファイナルステージを開幕した。調子そのまま、明日以降も阿部のバットで勝利を。

2015年10月12日 阿部慎之助

1打席目 中犠 4球(ボール,見逃し,ボール,中犠飛) 1打点
2打席目 遊飛 4球(ボール,ファール,ボール,遊飛)
3打席目 右安 6球(ボール,ファール,ファール,ファール,ボール,右安打) 1打点


負けたら今シーズンが終わる3戦目。巨人ポレダ、阪神能見の投げ合いとなった。

阿部の1打席目は1回1アウト1,3塁。チャンスで迎えた。
最初からバットを短く持ち、犠飛を意識していたと思う。
初球の内角球以降は外角球が2球続き、勝負球の4球目も外角の変化球だった。
何とか外野に飛ばそうというスイングに見えた。センター後方に大きなフライが上がり、三塁立岡をホームに返した。
ヒットではなかったものの、CS初打点。初めてチャンスで結果を出す事が出来た。

2打席目は4回の先頭。この打席は初球から外角攻めが続いた。1-2からの4球目、外角球に差し込まれてしまった。
ショート後方へフライが上がる弱いフライ。先頭打者として出塁する事が出来なかった。

3打席目は6回1アウト1,3塁、1打席目に続いてチャンスが訪れた。
初球、外角の球にバットが止まる。まずは1ボール、有利なカウントを作った。
しかし、続く2球目、内角に止めたバットに当たってしまいファール。
3球目も再び避けたバットに当たってしまう。
打ちたい気持ちが強くバットが止まらなかったのかもしれないが、悔しい2ストライクになってしまった。
しかし、続く4球目、外角球に何とか付いていきファールで逃げる。
5球目は外角スライダーを良く見極めた。
2-1の不利なカウントからファールとボールで2-2まで引き戻した。
1球ごとに精神を削り合う凄い駆け引きだった。

そして6球目、外角のボールに流れていくスライダーへバットを出した。

img_20151012160434193_3704023205829208688.jpg

バットを振らず、手首だけで弾き返した。一塁に付いていたゴメスの横を抜いていくゴロヒットは貴重なタイムリー。
CSに入って、初めて得点圏で安打が出た。均衡状態に入った試合を崩す貴重なタイムリーになった。

相手投手岩田、そして東京ドーム、手首だけを使った打ち方、捕手復帰2戦目のタイムリーを思い出す。
あの時も追い込まれながら、何とかしたいという気持ちだけで打った。
このヒットは、それ以上に素晴らしいヒットだった。

この回、進塁後に勝負を決めに掛かり代走が送られ交代となった。しかし、2打数1安打2打点、得点圏は2度打点を上げた。
4番らしい活躍が出来たと思う。


最後の最後にヒヤヒヤさせられたが、3-1で阪神を破り、ファーストステージを突破した。
これで神宮のファイナルステージに進む事が出来る。まだまだ、巨人の試合を見る事が出来る。
先発のポレダは素晴らしかった。完全試合投球を続け、ランナーを出しても抑え込み、福留のホームラン1点のみで投球を終えた。
マシソンは間違い無く今シーズン一番の投球だった。回跨ぎをしても打たれる気がしなかった。
澤村もランナーを出したが、最後はコーチと相談し、マートンから逃げなかった。

バッター陣では今日も立岡が得点源になってくれた。
坂本も調子が出ない中、隙の無い走塁を見せてくれた。

しかし、やはり先制、そして決勝点を生み出した阿部が今日の主役だった。

巨人、阪神、どちらも負ければ2015シーズンが終わってしまう。その中で先制打を放つ事の大きさ、そして追加点の意味、計り知れないものがあった。


ヒーローインタビューでは東京ドームに戻ってくるには日本シリーズしかない、必ず戻ってくる。そう、力強く語った。
野球を一日でも長くやれる喜びを感じながらプレーする。
満身創痍で身体中がボロボロで、それでもこんな素晴らしい言葉が出てくる。
本当に素晴らしい選手だと思う。
こんなに素晴らしい選手のプレーをまだまだ見れる。僕が一番喜びを感じている。

皆さんの助けを頂いて頑張る。阿部はそう話した。僕達には応援を送る事しか出来ない。
それが助けになるのなら、いくらでも声を出す。

ヤクルト戦、巨人が苦手にしている神宮球場でファーストステージ以上の厳しい戦いになる。
それでも、僕は阿部が何とかしてくれるんじゃないかと思う。
まだまだ野球は終わらない。最後の最後まで、気持ちを送りたい。

2015年10月11日 阿部慎之助

1打席目 右安 8球(ファール,ボール,ファール,ボール,ファール,ボール,ファール,右安打)
2打席目 中安 2球(空振り,中安打)
3打席目 三邪 3球(ボール,ボール,三塁邪飛)
4打席目 右飛 8球(ボール,見逃し,見逃し,ファール,ファール,ボール,ファール,右飛)


CS2戦目は巨人が菅野、阪神がメッセンジャーの投げ合い。

阿部の1打席目は1回2アウトランナー無し。1点を先制した後に迎えた。
外角低め直球振り遅れに振り遅れ、3球目の同じ様な球にも振り遅れて2ストライクになってしまう。
しかし、内角のカーブをカットして逃げるなど厳しい球に付いていく姿が見えた。
そして8球目、真ん中付近の甘い直球を弾き返し、ライナー性の当たりがライト前に弾んだ。
これが2015年CS初ヒット。続く亀井も繋いだが、追加点とはならなかった。

2打席目は3回2アウト1塁。外角の直球振り遅れて空振りしてしまうが、続く緩いカーブを片手でセンター前へ弾いた。
体の反応で、弾き返す阿部らしいヒット。調子が上がっているのかなと感じられるような一打だった。

3打席目は5回裏2アウト1,2塁。大きなカーブが2球続き、0-2と最高に打ちやすいカウントになった。
しかし、続く外角の難しい球を追いかけてしまい三塁ファールフライに倒れてしまった。
カーブの見逃し方を見ても阿部は直球を狙っていたと思う。
そして、それを感じた相手バッテリーも2球外した。しかし、2ボールになってしまい、カウントを取らなければならない難しいカウントになり、吸い込まれる様に阿部の狙い球が来た。
それまでの2打席は力が抜けて良いバッティングが出来ていたが、狙い球が来て固まってしまったのかなと思う。
しかし、それでも打って欲しい打席だった。

4打席目は7回裏2アウト1塁。外角低めギリギリの直球で1ストライク、続く大きなカーブで見逃しストライクを奪われて2ストライクになってしまった。
しかし、続くカーブを崩されながらカット、外角直球に付いていく。低めのボールにバットが止まる。2ストライクからの見極めと逃げ方はやはり調子が悪くないと思った。
内角のカーブもカットで逃げ、最後の8球目、低めのボールを掬いあげた。
が、しかしフェンスギリギリのライトフライに倒れてしまった。


今日も昨日に続いてチャンスで一打が出ない試合だった。
阿部には最後の最後、5打席目が回ってこなかった。

菅野も4失点はいけない。エースと呼ばれる男なら、負けてはいけない試合でこの失点数はダメだろう。
これで明日の先発をヤクルト戦で使えなくなる。始まる前から追い込まれてしまった。

しかし、もう勝たなければ今シーズンは終わってしまう。
今日の阿部は良い形を見せてくれた。
明日も、良い形を続けて欲しい。そして、今度こそチャンスで一打を見せて欲しい。

2015年10月10日 阿部慎之助

1打席目 右飛 1球(右飛)
2打席目 二ゴ 3球(ボール,見逃し,二塁ゴロ)
3打席目 空三 6球(ボール,ボール,見逃し,ボール,ファール,空振り)
4打席目 一ゴ 5球(ボール,見逃し,見逃し,ファール,一塁ゴロ)
5打席目 三ゴ 2球(ボール,三塁ゴロ)


CSファーストステージ、巨人マイコラス、阪神藤浪の先発で幕を開けた。

阿部の1打席目は初回、2アウトランナー2塁で回ってきた。
この打席、珍しく初球から手を出し、フェアゾーンに打ち上げた。それなりに甘い球だったが、ライト定位置へのフライ。
1打席目は1球で終わってしまった。

2打席目は4回の先頭。1-1から外角の球を強引に引っ張ったが、引っ掛けてしまった。
セカンドへの弱いゴロになり、3球でアウトを取られてしまった。

3打席目は6回の先頭。1球ストライクを奪われたが、ボールを見極め1-3のカウントを作った。
しかし、真ん中高めの甘い直球を打ち損じてしまいフルカウント。最後は外角高めの直球に空振り、三振に倒れた。

4打席目は7回2アウト2塁、初回以来のチャンスで迎えた。
ピッチャーは先発藤浪からスイッチし、岩崎が続投。
外角直球、内角直球、外角直球と内外の攻めで2-1のカウントを作られてしまった。
2球目はスローで見ると外れている様に見えたが、文句を言っても仕方が無い。
前の坂本が空振りしたチェンジアップを意識させられ、4球目の甘い直球に差し込まれてしまう。
辛うじてファールにしたが、5球目の外角スライダーを打たされてしまった。
良い形でバットに当てたが、力が伝わらずゴメスに横っ飛びで捕られてしまった。

5打席目は延長10回ノーアウト1塁。ここで阪神は高宮にスイッチ。
外角スライダー見逃してボールを先行させて2球目。外角球にバットが擦ってしまい、弱いゴロが転がった。
ランナーは進塁したものの、阿部は1塁で刺されてしまい5打数ノーヒットとなってしまった。


この日は打ち損じが目立った。まず初回のライトフライ、そして3打席目の5球目、この甘い球をヒットに出来ていればまた展開も変わったと思う。
坂本が3打席、阿部が2打席チャンスで凡退してしまった。中軸が打てないのに勝てたのは打線と投手陣に感謝しなければいけない。

プレーオフ、もう負けたらシーズンは終わってしまう。阿部個人としては良くなかったが、切り替えていくしかない。
手を出すボール自体は全く悪くない。内角の見極めもしっかり出来ていたし、後は精度の問題。
俺は信じる事しか出来ない。明日、阿部が打って、勝つ姿を見たい。
苦しみ抜いたシーズン、もう1度ヤクルトに挑戦するため、阿部のバットで勝利をもぎ取って欲しい。

2015年10月4日 阿部慎之助

1打席目 二ゴ 5球(ボール,ボール,見逃し,ボール,二塁ゴロ)
2打席目 右飛 6球(ファール,ボール,ファール,ファール,ファール,右飛)
3打席目 四球 6球(ボール,ボール,見逃し,ファール,ボール,ボール)


2015年シーズン最終戦。巨人の先発は内海、山中との投げ合い。

1打席目は2回先頭。外角攻めが続いたが、中々ストライクが入らず1-3になった。
そこから打ちに行き、強烈なゴロを放ったが守備の正面。セカンドゴロに倒れた。

2打席目は3回1アウト1,2塁のチャンス。外角低めをファールし、2球目の抜け球を見逃したが、かなり打ち気が見えた。
しかし、続く外角低めに振り遅れてしまい、追い込まれる。内角に攻められたボールを強く叩いて大きなファール、続く内角低めも片手で掬い上げてファールで逃げ、粘ったが最後は手打ちの様な形になってしまった。
この打席もライトフライに倒れた。

3打席目は6回先頭。真ん中低めの変化球、外角の抜け球を見極めて2ボール。
有利なカウントを作ったが、内角シュートで見逃し、外角直球のボール球をファールしてしまい追い込まれてしまった。
しかし、内角の直球を腰を引きながら見逃し、フルカウント。最後の外角球は抜け球になってしまい、四球を選んだ。
この四球で出塁し、代走を送られ交代になった。
これが2015年最後の打席となった。


今日は守備で良いプレーがあったが、ヒットを打つ事は出来なかった。
通算で見ても出塁率.370はかなり高く立派な数字だが、やはり打率や得点圏の数字には不満が残るだろう。

チームとしても何とか形を作って勝ったが、2位ではいけない。
せめて、CSでは良い形を見せて欲しい。
シーズン中の悔いを晴らすような気持ちの良い試合を見せて欲しい。

今年も、阿部を応援し続けた。
長いし、辛い時期もあったけど、見てきて良かったと思う。

もうシーズンは終わってしまった。しかし、なるべく長く野球をして欲しい。
最後の最後までプレー出来るように日本シリーズへの権利を勝ち取って欲しい。

2015年10月2日 阿部慎之助

1打席目 右安 5球(見逃し,ボール,空振り,ボール,右安打)
2打席目 四球 5球(ボール,空振り,ボール,ボール,ボール)
3打席目 右飛 3球(見逃し,ボール,右飛)
4打席目 中飛 6球(ボール,ボール,ボール,見逃し,見逃し,中飛)
5打席目 敬遠 4球(ボール,ボール,ボール,敬遠)


横浜スタジアムでのDeNA戦。引退の高橋が先発だったが、1アウトで交代。
前日の予定通り石田とマイコラスの投げ合いになった。

1打席目は1回1アウト1,2塁。外内を交互に攻められ2-1にされてしまったが、1球選球し2-2から内角球を打ちに行った。
詰まり気味だったが、ライト前に落とすヒット。立岡が返る事が出来なかったが、チャンスで久しぶりに1本が出た。

2打席目は4回の先頭。この打席は全体的に外角寄りの配球が目立った。
1球空振りをしてしまったが、5球目までに4つを選び先頭打者で四球を選んだ。

3打席目は6回の先頭。3球目の低めの球を強く振った。
かなり高く上がったフライになった。スタンドまで行くかと思ったが、この日に限って逆風が吹いていた。
スタンドギリギリまで押し戻され、ライトフライに倒れてしまった。

4打席目は8回1アウト。6球全てが外角球だった。
0-3になってから2球見逃しのストライクを取られ、最後はセンターフライに倒れた。

5打席目は9回2アウト2,3塁。当然守りやすい様に塁を埋められる敬遠気味の四球だった。


この日は安打と四球も良かったが、何より走塁が良かった。
2打席目の四球で阿部が3塁まで走ったからこそ生まれた2点だったと思う。

ここ数試合でいいプレーを見せていたが、ついにヤクルトの優勝が決まってしまった。
巨人は既に2位が確定。残り2試合、阿部が出場しない可能性が高くなってきた。

とても残念な結果に終わってしまったが、CSに向けてしっかり準備をして欲しい。
プロフィール

ハイツ北村

Author:ハイツ北村
上原浩治と会いたい。
阿部慎之助と話をしたい。
道重さゆみと結婚したい。

どれも現実にしてみせます。

最近の記事
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
最新コメント
ブログ内検索
アクセス数
リンク