阿部慎之助の終焉まで看取るブログ 2016年10月

2016年シーズン総括

監督について
色々言われていますが、個人的には悪く無かったと思います。
交代が少ない事、特定の選手に拘る事など少し気になる部分はありましたが、それでも1年目の監督としては上出来でしょう。
ただ、CSでは突然打順を変えたり、普段はやらないバント作戦を使ったりと動きすぎて自滅した感じがありました。
ここは経験ですから、来シーズン以降に生きるのではないでしょうか。

原監督なら、とよく言われていますが、そもそも原監督のままで坂本、阿部、村田は今シーズンと同じ成績を残せたのか?という疑問があります。
モチベーターとしての監督の手腕は評価しても良いんじゃないですか、といつも感じています。

打者について
前年と比べると殆どの主力打者が成績を上げ、ギャレットも加わりました。
ただ、控え選手から監督と井端が居なくなってしまった事で控えの層が異常に薄くなってしまいました。
坂本、阿部、村田の打率は大きく上昇しましたが、他のポジションの打率は低く、代打に至っては1割打者が平然と出てくる始末でした。
片岡やクルーズが怪我で離脱した事も影響していますが、それにしても酷かったと思います。

ここでも良く言われているのが、阿部が開幕から居れば…ですが、これも意味の無い仮定だと思っています。
阿部が開幕から居たら、捕手メインの出場になっていました。が、この場合、今よりも打撃成績は下がり、フル出場も難しかったと思います。
そうなれば結局4番が埋まらず、打線の核が決まらないままシーズンが終わっていました。
開幕から暫くはギャレットがファーストを守っていたので、阿部がファーストという選択はありませんでした。
個人的に阿部の出場試合数は捕手で出場していても、一塁で出場していても20試合上積み出来たか、どうかだと思います。
それも肩や首に不安が全く出ない という前提なので、かなり厳しかったのではないでしょうか。
復帰がもう少し速ければ10試合くらい試合数を増やせた気がしますが…。

投手について
菅野が全てだったと思います。前半、圧倒的なピッチングをしていた頃は打線の援護に恵まれず、バテてきた後半は打線の援護をはき出す日々でした。
誰が良い、悪いではなく単純に菅野に勝ちを付けられなかったチーム全体として力が足りなかったと思います。
先発の駒になるはずだったポレダ、マイコラスも欠けてしまいボロボロの状態で本当にどうしようもなかった。

中継ぎも高木が消えてしまった事で駒不足が目立ち、投げれば失点していた様な状態の田原が登板過多になってしまう異常な状態でした。
また、山口も明らかに調子が悪く、それでも使わざるを得ない様な状態が続き、防御率はほぼ5点のまま60試合登板を達成してしまいました。

総合
正直、よく2位になれたな、と思う戦力だったと思います。
現状の戦力では、どういう采配をしてもこれ以上にはならなかったのではないでしょうか。
もちろん監督で落とした試合もありました。
が、だからと言って他の監督であれば上位に行けたか?と考えるとNOでしょう。
監督はベストを尽くしましたし、選手も現状これ以上無い成績を残したのではないかなと感じています。

来シーズン以降
正直、今の戦力で広島を倒すのは厳しいと思います。
仮に外野手と投手をFAで補強しても、広島を越える事は無いと言い切れる位戦力差があります。
広島の主力野手の年齢を見るとかなり若く、新井を休ませる余裕もあります。
が、巨人を見ると主力の阿部、村田、ギャレットの年齢が高く、来シーズンの見通しが立てにくくなっています。
しかも、中継ぎ、抑え、二塁、外野と課題が山積みで、とても首位を目指す様な戦力には見えません。

巨人というチームの性質上、頭を下げて立て直すというのは難しいですが、それでもやらなければならない状況にあります。
かなり苦しい状況ですが、来シーズンも期待して見たいと思います。


と、時間を掛けた割には現状をまとめただけの大したことのない記事になってしまいました。
CSで大谷を見ていると、若さは凄いな、と感じます。
巨人は12球団で唯一25歳以下の本塁打が0に終わりました。
FAで大物が国内に出にくくなり、外国人の補強もSBに資金で負けてしまいます。

ドラフトでは独自路線でハズレを引き続けていますが、流石に誤魔化しが効かなくなってきた様に見えます。
李と小笠原、ラミレスで強引に主軸を作り、その間に坂本が育ち、長野も出てきましたが、どうなるでしょうか。

一度全てを見直し、やり直す時期に来ている様にも感じます。来シーズンも3位以上は狙える戦力だと思いますが…。
ともかく来シーズンは阿部の2000本が待っているので、そこだけは楽しみですね。

2016年10月10日 阿部慎之助

第1打席 右本 4球(ボール,空振り,ボール,右本塁打) 1号2打点
第2打席 一ゴ 1球(一塁ゴロ)
第3打席 見三 6球(ボール,ボール,ボール,見逃し,ファール,見逃し)
第4打席 一ゴ 5球(ボール,ファール,ボール,ボール,一塁ゴロ)
第5打席 右飛 5球(ボール,見逃し,見逃し,ボール,右飛)


非常に効果的なホームランを打った。しかし、続かなかった。
阿部のホームランは素晴らしかった。ビハインドの嫌なムードを引き戻す完璧な打撃だったと思う。
まさに4番の働きが出来た。

村田も熱いプレーを見せてくれた。死球を食らい、正直続行は不可能だと思っていたが、それでも出てきた。
次の打席ではホームランまで放った。

坂本だけではない。阿部、村田が存在感を見せてくれた。しかし、それでも勝てなかった。

采配面でも色々言いたい事はある。澤村は不運だった。しかし、負けるべくして負けた様に思う。
今日は負けてしまってあまり書く気が起きないので、ここで終わりにしておく。
今週中に総まとめを書こうと思う。(こう書かないといつまでも更新しない様な気がするので)

阿部は5月31日以降素晴らしいプレーを見せ続けてくれた。
とても楽しい日々だった。今日も夢のあるホームランを見る事が出来た。楽しませてくれた事を感謝したい。

2016年10月9日 阿部慎之助

第1打席 空三 4球(ファール,見逃し,ファール,空振り)
第2打席 空三 6球(見逃し,見逃し,ボール,ボール,ボール,空振り)
第3打席 三飛 6球(ファール,ファール,ボール,ボール,ボール,三塁飛)
第4打席 敬遠 4球(ボール,ボール,ボール,敬遠)


この日は前日から一転、先頭打者となる打席が多かった。しかし、内容は良く無かった。

1,2打席目で直球の下を振ってしまう三振の後、3打席目は意識し過ぎて浮いた球を内野に打ち上げてしまった。
勝ったから良かったものの、非常に危うい3打席に見えた。

ただ、最後の最後に危ない送球をしっかり捕ったプレーは素晴らしかった。
あれが無ければ回跨ぎのマシソンはかなり苦しかったはずだ。
守備も打撃も結果が出ない とならなかったのは良かったと思う。

なんとか首の皮一枚繋がった。しかし、マシソンは次の試合に登板するのはかなり厳しい。
内海がDeNA相手に長いイニングを投げるか、他の中継ぎで繋ぐしかないと考えると正直に言って突破出来る可能性は低いだろう。
しかし、それでも坂本が好調を維持している。正直、田口の粘りが無ければ再び打ち負けていたと思う。
阿部、村田、ギャレットの3人が加わらなければ1戦目のように打ち負けてしまうだろう。
なんとか広島に、日本シリーズに行くために、繋いで欲しい。

2016年10月8日 阿部慎之助

第1打席 左飛 2球(ボール,左飛)
第2打席 空三 4球(空振り,ボール,ファール,空振り)
第3打席 中安 2球(見逃し,中安打) 1打点
第4打席 左二 3球(ボール,見逃し,左二塁打)


3度の得点圏で最後の最後に決めた。阿部らしい粘りのあるヒットだった。
コースヒットだが、CSでは結果が全て。タイムリーを放った事は素晴らしかった。

しかし、それを一発で粉砕された。あの筒香のホームランで全てが決まったと言って良い。
その後に阿部が見せた意地の二塁打も素晴らしかったが、ホームランには勝てなかった。

澤村にも言いたい事はある。が、もう終わってしまった事だ。
後1度負ければ巨人のシーズンは終わってしまう。
田口に全てを託す。打順は変わらない。もう監督は動けないだろう。

4番の勝負と言われ、結果を出しても負けてしまった。日本シリーズに行かない限り、もう東京ドームで試合は出来ない。
まだ可能性を見せて欲しい。

2016年シーズン終了

.310(335-104) 12本 52打点 出塁率.394 長打率.457 OPS.850 得点圏.320

最終戦は出場無くシーズンが終わった。
出遅れて5月31日に復帰してから順位が確定するまで一度も休む事無く出場を続けた。

打率では規定に届かなかったものの久しぶりに3割を越え、出塁率も長打率もここ3年でベストの数値を残した。
不振が続いていた中で良いところが出せていたと思う。
夏場に一度失速した後に盛り返すことが出来たのは来年以降の大きな財産になるだろう。

打撃面で大きかったのはここ数年苦手としていた内角球を打てる様になった事だ。
ここが打てる様になった事で打率が上がってきたのではないか。

打率も大きいが、出塁率.394も立派だ。
規定打者を見ても阿部より出塁率が高い打者は坂本,筒香.山田,鈴木しか居ない。
そして、得点圏が打率を超えているのも素晴らしい。
14,15と得点圏打率がかなり低く4番としての結果を残せなかった。
出塁率からも見える警戒の中で結果を残し続けた。

打撃に関しては文句無し。と言いたいところだが、唯一気に掛かるのは本塁打数だ。
もちろん打数の関係で少ないのは当然だが、前年と比較して本塁打率が下がっている。
その上に8月のDeNA戦以降本塁打が1本も無かった。
9月は3割を大きく越えたが、長打率は4割を切っていた。
最後の本塁打を放った瞬間は長打率が.500だったのを考えると.457という数字がいかに下がっているか分かるだろう。
もちろん単打狙いでも結果が残せたとポジティブに捉える事は出来るが、CSや来シーズンに向けて不安な要素だ。

守備面でも課題が残った。失策10というのは少し多すぎる。
ただ、ここに関しては少しフォローしておくと広島に大きく離されるまでは安定していたと思う。
それが急に乱れたのはやはり疲れが大きい。打撃に関しては経験があるからフォロー出来たが、守備でここまで疲労を感じながらプレーする事は殆ど無かったのでは無いか。
だから良いという訳ではなく、この失策10という経験が来シーズンに生きると思う。
疲れた時、自分の体がどう動くかが分かれば来シーズンは同じミスをしない。改善してくれると信じている。

走塁面はここ数年で一番良かったと思う。下手をするとWBCの疲れのあった13年より良かったのではないか。
塁に出てからの好走塁は1,2度では無かった。次の塁を狙う姿勢はCS以降も発揮して欲しいところ。


長々と事実だけを書いてきたが、個人的な感想としてはとても楽しいシーズンだった。
去年殆ど無かった猛打賞も多く、1試合5安打、1試合2本塁打、そして23試合連続安打。
特に連続試合安打中はとてもワクワクしながら見ていた。
2年間、ずっと苦しい思いで応援して来たから、こんな気持ちで見ていたのは久しぶりだった。

4番になるとき、疲れが出て成績が落ちてこないか不安だった。
しかし、まさかあそこから成績を更に上げてくるとは想像出来なかった。
僕が一番阿部を応援しているつもりだったが、いつの間にか阿部に対して失礼な過小評価をしてしまっていたのかなと思う。
ここまでやってくれた阿部には感動すらある。

開幕した瞬間、ギャレットが打ち、小林が打ち、正直に言って終わったと思った。
2軍でも出場すら出来ない日々が続き、殆ど情報も無い。もどかしい開幕2ヶ月だった。
2000本安打も絶対に無理だと思った。1500を打った13年、通過点だろうと思っていた記録がこんなに遠いとは思わなかった。
91試合の出場で104安打を放ち、残り83安打まで来た。
順調なら来シーズンに達成だろう。必ず現地で見たい。たとえ広島だろうが、絶対に現地で見るつもりでいる。

だが、その前にCSがある。シーズンは終わったが、プレーオフ、日本シリーズはこれから始まる。
正直、広島との戦力差は厳しすぎる。先発の厚みもDeNAには完敗だし、巨人には筒香も居ない。
どこまで行けるか、厳しい戦いになるだろうが、阿部がチームを引っ張ってくれると信じて応援し続けたい。
プロフィール

ハイツ北村

Author:ハイツ北村
上原浩治と会いたい。
阿部慎之助と話をしたい。
道重さゆみと結婚したい。

どれも現実にしてみせます。

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